私たちは大人も子供も共通して、人間関係を作っていく為にコミュニケーションが欠かせません。
また、より良い人間関係を作ろうとするなら円滑なコミュニケーションが必要となります。
その為に人との会話の中で、私たちが何気なくしている事はたくさんあります。

例えば、相手の表情から相手の感情を判断して、こちらの話し方を変えたりという様に
相手のことを考えて自分の言動を修正するということを自然とやっています。

 

しかし「普通ならこういった場面でそんな言葉は言わないだろう」と感じるような、
人が驚くような発言をポンと放つ人も存在します。
このようなケースがお子さんの様子に思い当たるというお母さんがおられるかもしれません。

そういうお子さんによく見られる傾向として下記のようなことがあります。

・人の気持ちを想像することが苦手
・その場の空気を読むことが苦手
・暗黙のルールをうまく理解出来ない
・悪気なく人が驚くような発言をすることがある

 

主に、これらのような状態はアスペルガー症候群の中の症状でもあります。

アスペルガー症候群は広汎性発達障害に含まれています。
自閉症に比べコミュニケーション能力は高く、言語や認知の発達に著しい遅れが
ないことから高機能自閉症と呼ばれます。

関心の対象が偏るという特徴もありますが、興味のある分野においては
驚くほど専門的なことまで知識として持っていたりします。
その為、知的で博識なイメージを抱かれることも多く、知っている事に関しては
よく話します。

 

また、アスペルガー症候群の方は感情や表情を読む事が得意ではありません。
相手の表情を読むというのは、具体的に相手がどう感じているかの検討をすると
ともに、何故そういう感じ方をするに至ったのだろうと考えてみることです。

しかし、アスペルガー症候群の方は、思った事を素直にそのまま答えてしまう傾向があり、
そのために人間関係が円滑にいかなくなる事が少なくないのです。

 

アスペルガー症候群は知的発達に障害がないことから、学校生活でも気付かれることが
少なく、大人になるまで気付かずにきたという方もおられるのが現状となっています。

まわりと馴染めなかったり人間関係がうまくいかずに悩んでいるお悩みの背景には、
実はアスペルガー症候群である可能性が存在したという場合があるのです。
もしこれらのような状態でお子さんが友達作りや周囲との関係作りにつまづいていれば、
お子さん自身とお母さん方の心配の種のためにも、専門機関へご相談されることをお勧めします。

 

アスペルガー症候群は詳細なメカニズムや原因がはっきり分かっていない為、根本的な原因を
ダイレクトに取り除くことは難しいとされています。
ただ、アスペルガー症候群を含む発達障害は、脳機能が偏っていることで行動に影響が出ます。
それを踏まえ、脳機能の向上のため脳に刺激を与えることが、改善へ向けて効果が期待できる
具体的な方法であると考えられることから、AXIAではIMトレーニングという脳のトレーニングを
活用しています。
ご希望があれば、IMトレーニングを専門に扱っておられる機関をご紹介する事もできます。

 

子育てにおいても戸惑われる事が多いアスペルガー症候群ですが、お子さんの状態や特異的な
部分に理解を深めて、その部分をどのように肯定して接してあげるかという点が大切です。
アスペルガー症候群のご相談について

発達障害の対策トレーニング