みなさんは、誰かと性格について話したり、自分の性格について考えることは
ありませんか?

「自分はこういう性格だ」とか「あなたってこんなところがあると思う」

そのような考察の中、マイナス思考という言葉は頻繁に耳にしていると思います。
それほど世間的によく知られている言葉ですね。

大人子どもに関係なくマイナス思考は存在します。

マイナス思考のお子さんをなんとかプラス思考にしたいという意見もよく耳にします。
そのほか、自分自身のマイナス思考に苦しんでいる方もいるのではないかと思います。

世間的によく耳にする言葉には、どうしても楽観的な印象が付いてしまいがちです。
自然と前向きな考え方が持てる方にとって、気持ちの問題だと片づけられてしまう
ことが多いようですが、実際はそんなに簡単なものではありません。

 

マイナス思考には、自己評価や自尊心の低さが関係しています。
小さな頃から、頑張ったことや出来たことを評価してもらえずに否定される環境で
育つと、何かに取り組んだ時の達成感を覚えることが出来ません。
それは自分への自信にも繋がらない為、自己評価や自尊心が低くなります。

 

マイナス思考は注意欠陥・多動性障害(ADHD)の場合にもみられます。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)は、症状への周囲の理解が不足している環境では、
不注意や衝動的な言動を注意される経験が多く、周囲からの評価が低くなります。
そのため、本人にも自己評価や自尊心の低さが培われてしまいやすいのです。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)は発達障害のひとつであり、発達障害は自分自身を
客観的に正しく評価することが苦手です。そのため、基本的には自分自身がつけた
自分への低い評価に疑いを持っていません。
何かのきっかけで知った、他者からの評価と自分の評価との差に、驚く方が多いです。

カウンセリングでは、その差に気付いたことを大切にします。
≪自分の事を「まだまだ駄目だ」と感じるのはなぜだろうか。≫について考えてみると、
自尊心を持てない自分に至った心理的要因が見えてきます。

 

また、脳にはドーパミンを分泌して快感を高める報酬系という部分があります。
自尊心はこの報酬系が司っているのですが、この報酬系の未成熟も原因の一つとして
考えることが出来ます。

マイナス思考を改善するには自尊心を高めていくことはとても大切です。
脳がより良く働ける取り組みを意識的に続けていくと、報酬系の成熟を促すことも
期待できます。
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