夏から秋になり、雨がよく降りますね。
こんな雨が続く時期は、傘が必須アイテムだったりします。

朝に天気予報を見て、傘を持って行こうと思っていたのに忘れたり、
まわりに忘れないようにと言われていても置いてきてしまったりと、
何度気を付けようと思っても忘れ物をしてしまいませんか?

たまに忘れ物をすることは、どんな人にでもあります。
しかしあまりにも忘れ物が多いと、日常生活にも支障が出ているのではないでしょうか。

癖だからということでそのまま諦めておくより、忘れ物が多くなる原因を知って
状況が少しずつでもよくなるように、対処方法を考えてみませんか?

また、ご本人ではなくお母さん達がお子さんの様子を見ていて不安感を持っている
場合にも、何故忘れ物が多くなるのかを知って、お子さんへの対応を考えてあげて
もらえればと思います。

 

忘れ物をする原因としては、不注意記憶が関係しています。

 

不注意とは、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の代表的な症状の一つです。

「ボーっとしている」という表現があるように、身辺の事などに、注意を払いながら
行動を選択することが不得意な方にみられます。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)からの不注意は、特性として、すぐに改善がみられ
消えるものではないため、不注意を補う方法を見つけましょう。

例えば、頭で「○○を忘れ物しないようにしよう」と考えるだけでなく、加えて
紙にその旨を書いた物を、出掛ける前に絶対に目に付くところに貼っておくことも
有効です。

 

②次に記憶についてです。

記憶とは、【 記銘 → 保持 → 再生 】の流れで成り立っています。

記銘・・・頭の中に記憶したいものを覚えさせる登録の段階
保持・・・記銘したものを忘れずに覚えたままでいる状態
再生・・・記銘し、保持していた情報を記憶から引っ張り出してきて使う事

ひとつめの原因として挙げた不注意は、集中力不足や注意力が散漫な状態を言います。
集中力不足は記銘の困難を招き、注意力散漫な状態は記憶の保持能力を保てません

不注意が記憶作業を円滑に進まなくしているので、記銘と保持がうまく行われず、
忘れ物が多くなると考えられます。

①で、不注意を補う方法の例として挙げた、
紙に書くと言う作業は記銘を、目に付くところに貼るという作業は保持・再生を、
それぞれサポートするでしょう。

 

行動の努力に併せて、集中力・注意力を司るノルアドレナリンの分泌を促す働きかけが
出来れば、より改善へと繋がりやすくなります。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)は叱られたり否定されることが多く、自尊心が芽生え
づらいです。なるべく早い段階でこの症状の特徴を理解し、お子さんへのより適切な
接し方を見付け直すことが大切です。

 

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