自閉症スペクトラムとは、それ自体が障害名ではありません。

自閉性、高機能自閉症、アスペルガー、レット症候群、小児崩壊性障害、
特定不能の広汎性発達障害などを一つのつながりのある症状だと見立てた
概念のことをいいます。

 

自閉症の中でも知能指数の高いものをアスペルガー症候群とよばれ、
広汎性発達障害にも分類されています。

そして、知能指数の低いものはカナー症候群といいます。従来、自閉症と
言われてきた方たちは、このカナー症候群である方たちの事です。

また自閉症の中にはサヴァン症候群という分類もあり、サヴァン症候群の方達は
知的障害があるのですが、ある特定の分野で非常に優れた力を発揮しています。
時折、異常な記憶力を持っていたり、高い予知能力を持っているという事で
テレビに取り上げられている方もおられます。

映画のレインマンや、スマップの中井正広さんが主演したATARUというドラマも
サヴァン症候群が題材となっている作品です。

その他にはレット症候群というものがあり、これは女児に多く見られる障害です。
レット症候群は知能や言語・運動能力の遅れが見られ、他の子供に比べて手足が
小さい、常に手をもむような動作、手をたたいたり、手を口に入れたり等の動作を
繰り返す事が特徴です。

 

上記のように、発達障害は自閉症という観点から見て症状はさまざまで、
発達障害を持っている子供と接する場合には、障害をある意味では個性として
とらえ、その子に合わせた関わり方を考えて見付けていくことが必要です。

カウンセリングでも、発達障害のお子さんの子育てに関する相談の場合、
しっかりとお話をお聴きし、知識の枠を当てはめるようなアドバイスに
ならないように注意しています。

発達障害の対策トレーニング