学習障害とは、特定の障害をさしていうのではなく、いくつかの状態が含まれています。
知的発達の恐れはないのですが、聞く力、話す力、読解力、書く力、計算力、推測力の
習得が困難で、それらを上手く行なえない状態のことを学習障害といいます。

原因は脳の中枢神経にあると言われています。

学習障害は英語表記でLearning Disabilitiesといい、日本では医療や教育現場などで
LDと省略して呼ばれることが多くあります。

 

学習障害の場合、知的発達の遅れがないため、就学するまで親も本人も周囲との違いに
気付かないこともあります。

学校の勉強では、他の教科は問題なく勉強のペースついていけているのにも関わらず、
ある特定の教科になると、同学年の子供に比べて理解や習得の遅れが見られるという
ような場合は、学習障害の可能性が考えられます。

ただ、成長の過程でその遅れが小さくなってくることもあります。また、そもそも
遅れが目立ちにくいといった場合もあるため、どの程度から学習障害と判断するのかは
難しいとも言えるでしょう。

 

学習障害の子供は、ある分野に関しての遅れが見られるだけなので、親はついついその点に
関して「この子の努力不足なのではないか」という認識で子供に接してしまいがちです。

しかし、苦手な分野が学習障害の影響であるならば、それは努力の問題ではないため、
子供への親の対応は注意が必要です。いくら努力をしても「努力不足だ」と言われると、
子供はどうしたらいいのかわからなくなってしまいます。

子どもが苦手とする部分にだけ目を向けるのではなく、まずは、出来ていることを
いっぱい評価してあげてください。

そして、お子さんが苦手な事に対して苦手なりにどのように取り組み 努力をしているのかに
目を向けて頂き、努力したうえでの“苦手な事”というものがある事を、お子さんと一緒に
受け入れていって頂きたいと思います。

発達障害の対策トレーニング