こんにちは。AXIAの蔵野です。

 

今年3月末以降、話題になっているのが、パチンコの出玉規制です。
ギャンブル依存症というものが世の中で注目され始めたのは結構前から
なのですが、この度、その背景を踏まえ、射幸心を抑制するため
出玉規制の基準を見直すことの検討がなされることとなったようです。

射幸心を抑えるためとのことですが、ギャンブル依存症のカウンセリングを
多く対応させていただいてる私が感じたのは、なかなか勝ちづらくなったところで、
すでにハマってしまっている方々の射幸心を抑制することには繋がらないのでは
ないかという考えです。

 

 

というのも、世の中のギャンブル依存症への対策としては、少し懸念点があります。

 

出玉規制の基準見直しにより勝ちづらくなること、それが依存症対策として
有効なのは、新規のギャンブル客が対象の場合でしょう。

 

初めてパチンコに行く人の場合。
初めてパチンコ店へ行った人がその日に勝てなくて、そしてまた次に遊びに行っても
「勝つ」ということを経験できない。「何度行ってみても、ただ機械にお金がのまれて
いくだけで、勝つということがほんとうに稀でそれまでの出費が大きすぎるな」、と
感じるような状況があれば、また行きたいという動機もなかなか起きないと思います。
ですから、出玉規制の基準を見直した後の、新規のギャンブル客には、
依存的に足繁くパチンコ店へ通うようになる可能性を軽減させていけるのかも
しれません。

ただし、既にギャンブルに依存的な顧客にとっては、なかなか勝てないが、ねばれば
勝ちがくる、という状況下においては、さらに射幸心が煽られてしまいかねません
今まで以上に出づらくなるからこそ、今まで以上の時間とお金を使って、勝てるまで
台に向かうことになるのではないでしょうか。
現在の時点でギャンブル依存症、もしくはその傾向が疑える方々にとって
勝ちづらくなったからといって、「もう行く気が起きない、行っても勝てないから…」
というような、依存行動の抑制に繋がる可能性は考え難いように思います

 

これらの考えから、私の中では、今後のギャンブル依存症者を増やさないための
新規のギャンブル客への依存症防止策としては有効なものに思いますが、
現時点でのギャンブル依存症者に対する、軽減のための対策としては効果があまり
見受けられないのではないかという風に考えています。

やはりギャンブル依存になってからの改善策としては、カウンセリングが必要であると感じます。

 

ギャンブル依存症のご相談について

 

 

 

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