こんにちは。AXIAの蔵野です。

以前の記事で、ギャンブル依存である本人が、お金の工面の為に
ギャンブルを利用する方が多いという内容に触れました。

その必要になったお金の用途としては、仕事などの人付き合いでお食事や飲み会であったり様々です。

家族に嘘を付いてきた事で信用を失っている状態であることはご本人も痛いほど理解しています。
だからこそギャンブル依存も克服したいと思うのです。

その第一歩として、パチンコなどでお金を増やすのでは意味がないので、
正直に家族に理由を説明しお金を借りようとするのですが、その際に今までの経験から
家族の反応が容易に想定できるので面倒だから言いたくない…
…といった考え方にどうしてもなってしまうようです。

一方、家族の方はというと、それまでに散々と嘘を付いてこられているせいで、
本人の言う事が信じられない。

お金が必要だと相談された場合、どんな理由を言われてもパチンコへ行く為の
お金を取ろうとしているようにしか聴こえない。

ただ、そうは言っても家族は自分の子どもであれば見放しきれないもので
「他へ迷惑をかけるぐらいなら自分たちが」という気持ちが出てきてしまい、
手を差し伸べてしまうのです。

カウンセリングに一緒に来られた親御様がその気持ちを
涙を浮かべながら打ち明ける様子は、胸につかえるものがあります。

しかし手の差し伸べ方を間違っていると、イネイブラーといって
ギャンブルへの依存を手伝ってしまっている場存在になっている事が多いのです。

改善には協力者の存在が必要であると、何度も記事に書かせて頂いておりますが、
この記事に載せた、本人と家族の考え方や思いの例を見比べて、溝を感じませんでしたか?

○ギャンブルでお金を増やすという考えはダメなんだとわかっているのに、
家族に変わろうとしている自分を受け入れてもらえないせいで、
何も進まないと感じて諦めてしまう本人。

○手を差し伸べたくなるが、どこまで信用してどこから線引きをすればいいのか
見極められなくなっている家族。

この溝を埋めるのが、カウンセリングです。
本人だけが努力しても、はたまた家族や周囲だけが努力してもダメなんですよ、というのはこういう事です。

本人と家族や恋人が一緒に、同じ目標を目指したうえで、それぞれに
今乗り越えなければならない課題を見付ける必要があります。

各々がもう一度改めて状況を見直さなければ、新しく環境を組み立て直せない事や
改善のための行動などの効果といった面で、歯車がかみ合わないという事に
気付いて頂きたいと思っています。

ギャンブル依存の相談について