子どもの問題解決能力の成長を阻むもの

こんにちは。AXIAの蔵野です。

大人の過ぎた手助けは子どもの解決能力の育みを遅れさせる

子どもにすぐに口出しをしてしまう。
すぐに助け舟を出してしまう。

子どもの将来性を考え、親としては良かれと思って、こうあるべきだという話をしているのだと思います。
ただ、やはり子どもの人生であることに変わりはありませんから、自分の人生における課題に対して取り組むも取り組まないもお子さん本人の課題であるともいえるのです。課題に取り組んだ結果、または取り組まなかった結果さえも、本人が受け止めていかなくてはならないものですし、それが成長過程で大切な経験となります。

もし今、お子さんに対して要求の多い関わり方をしているとすれば、お子さんが自分で必要な行動を考えて選び取る機会行動に伴う結果に 責任をもつ機会奪っている可能性があるかもしれません。
そういった視点も、お母さんたちに持っていただきたいと思います。

子どもの行動の目的を知ろうとして欲しい

ただ、大人だからこそ、子ども自身が気付いていない先の危険性にも気が付くことができるということは多々ありますよね。ですから、お子さんの年齢によっては、本人が気付けていない点について伝えてあげることが必要になります。

伝えてあげるべきことだと判断し、それを子どもに伝えてあげる。
ここで大切なポイントは、まず子どもの言い分にしっかりと耳を傾けましょう。
「どうして〇〇したの?」と尋ねてください。
子どもの行動には、必ず目的があります。子どもの行動の目的を知ろうとして欲しいのです。

まずは、しっかりと「聴く」ということをしましょう。

それから「なるほど、そう考えてたんだ」と「お母さんは今、ちゃんと聴いたよ。今あなたが教えてくれたから、わかったよ」と示してください。

そしてその後に、親として意見を伝えるという段階を踏むことが大切になります。

なぜなら、子どもなりの考えがあって取った行動、もしくは取ろうとしている行動に強い否定「こうしなさい」という押し付けをしてしまうと、子どもは冷静に親の意見を聴く気持ちになれないからです。
子どもは、自分の話を聴こうとしてくれたり理解してくれたと感じられる相手になら心を開きますし、それがあってはじめて相手の話も聴いてみようと思えるのです。

子どもが困る機会を奪わないこともとても大切です

それらがうまく出来ていない親子関係で多くみられるのは、親の「よかれ」が子どもにとっては単なる命令として感じるようになるというパターン。結果的に、子どもの自信の欠如や、親からの価値観の押し付けに疲れるといったことに繋がっているという状態をよくみます。

子どもになんでも先手を打って、口出しをしてしまう。助け舟を出してしまう。
考えて、工夫する機会をあまり与えていないかもしれない。

そういった状態にご自身が思い当たるのであれば、一度、子どもとの関わり方、コミュニケーションのかたちを見直してみませんか?
緊急の手助けが必要でない場合には、子ども自身が困った状況を何とかするために悩む貴重な体験を阻まないように、ぐっと堪えてみましょう。もちろん、ゆっくりと子どもが気が付くまで様子を見ようと言っていられない緊急に手助けが必要な場面や、ここで叱ることが大事だという場面では、今すぐに子どもが気が付かない点、気付くべき点を教えてあげることが必要です。

「なぜこの子はそんな行動をとったのか」、目的を理解しようという姿勢で関わることを思い出してください。
子どもはそんな風に話をしてもらうことによって、親に対して信頼感や安心感をもちますから、幼いながらにも、こちらが真剣に伝えようとする話を「この話は真剣に聴かなくてはいけないんだ、今は叱られているんだ」と感覚で理解することができます。
難しいことがわからない年齢であっても、そうして感覚で受け取ったその場の空気を味わうことは出来るものです。「うちの子はまだ小さいから」と親が一方的に諦めず、大事な話を、大事なその瞬間にきちんとしてあげる、ということを小さい時から経験させてあげてほしいと思います。

 

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