こんにちは。AXIAの蔵野です。

今回の記事は、「歯医者の診察台が怖い①」の続きとなります。
ぜひ併せてお読みください。

歯医者の診察台へ乗る事で緊張感から起こるパニックを恐れて歯医者に行けないという方、
または身近にそういった方がいる方々がこの記事に目を留めて下さったのだと思います。

今回の記事「歯医者の診察台が怖い②」では、診察台に乗るとパニックになっても
すぐに逃げられないといった不安の他に、恐怖感や緊張感を抱かせやすい、歯医者の診察台
だからこそ考えられる要因を例として2つ挙げます。ご自身や、身近で悩んでおられる方の
症状を思い浮かべながら目を通してみて下さい。

 

まず、歯の治療では治療の際に口の中を触られます。平気な人も多いですが、なかには
口の中を触られるとすぐに「おえっ」と吐き気をもよおす人もいるのです。このような方は
治療されている間に幾度となくこの感覚に襲われることになりますが、この嘔吐感に対して
恐怖を持っていると、この「おえっ」をきっかけにパニックを起こすことがあります。

このケースでは、診察台での逃げられないという怖さに加え、嘔吐感に対する苦手意識や
恐怖感が、緊張感を強めていることになります。

 

もうひとつの例として、麻酔への恐怖感が要因の一つになっているケースです。
治療するにあたり、状態によっては麻酔治療を必要とするものがあります。
麻酔が怖い人の理由には、麻酔をされるとどのような状態になるのかがわからなくて怖いという
シンプルなものから、過去に麻酔を受けた際の怖い思いをした体験がトラウマになっているもの
等があります。

シャンプー台や歯医者の診察台に共通しているのが、すぐに逃げられないといった点ですが、
麻酔をかけられると体自体を動かせなくなります。診察台と言う場所からも逃げられない、
そして逃げたくても体が動かないという事がとても怖く感じパニックに繋がるのだと考えられます。

また、過去に麻酔が体に合わずに呼吸が苦しくなったという例もあるようで、その場合は、
麻酔=呼吸がしづらくなる、苦しい思いをする となり、発作を不安に思っている方からすると
麻酔自体が恐怖の対象となっているはずです。

 

根本的に恐れている部分はシャンプー台の場合の不安と変わらなくても、美容院とでは置かれる
環境が少なからず違います。

今回、診察台に乗ることで襲ってくる緊張感を強める事に繋がる可能性のある要素として
例を2つ挙げました。口の中を触られる事で吐き気をもよおしやすい人に有り得るケースと、
麻酔治療に対する恐怖感を持っているケースです。
これはそれぞれ、嘔吐恐怖であったりトラウマといったものが関係している例です。

「パニックになる人は動きを封じられる環境が怖い。」と一括りにするのではなく、
その “怖い” や “苦手” の内容が何なのかを、詳しく具体的にすることが大切になります。

これらを改善するために病院やカウンセリングへ行こうと考えておられる方は、症状の現状や
精神的な状況・過去の経験など、ひとりずつの背景を踏まえて改善への糸口を一緒に探そうと
してくれる専門家の元へご相談に行かれることをおすすめします。

 

 

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