何もないのに疑ってしまう

こんにちは。AXIAの蔵野です。

前回の最後にお伝えした通り、今回の記事は
実際に恋人がなにかをしたわけではないのに、なぜかすぐに疑ってしまう
というケースについて書いていきます。

相手はなにも裏切ったりしていないし、
そんな事実を確認できたわけでもない。

それなのに、色々な可能性に対して心配が絶えないという人は、結構な数の該当者がおられます。

 

何もないのに疑ってしまう

根拠のない疑いから、パートナーを責めたり、束縛したり、うんざりされたりといったことを繰り返していれば、やはり二人の仲は危うくなりやすいものです。

もちろんご自分でも、「勝手に不安になって、勝手に落ち込んでいく」という自分の傾向と、それによって別れの危機を何度も経験することに繋がってきたことはわかっておられます。

しかし、わかってはいても、感情の浮き沈みによって恋人を質問攻めにしたり、問いただしたりすることをやめられません。
または、相手に直接不安をぶつけられないものの、見るからに落ち込んだ様子を見せてしまったりという風に、表情や態度に出してしまうことでパートナーにうんざりされてしまうというパターンもあります。

好きな人と付き合うことが出来て幸せになれるはずだったのに、どうしてこんなことになるんだろうと、辛いですよね。

なぜ、何もないのに疑ってしまうのでしょうか?

たしかに、本当の本当にパートナーが何も裏切っていないかを確認するのは困難ですし、多少は「それって本当…?」という思いを持つのは不思議なことではないと思います。
ただ、何もないのに疑って、パートナーとの仲が良くない方向に向かうほどに疑いを持ってしまう人たちは、誰しも持つであろう疑問でも、その程度が違うのです。

どうしてそうなるのかは、正直なところ、実際にカウンセリングでお話させていただいて、ご本人の感情やこれまでの背景などをお伺いさせていただかなくては見えてこない部分もあるのですが、

例えば、自分への「自信の欠如」や、「投影」、そもそもの「他人への信頼度の低さ
といったものが関係している可能性が考えられます。

 

自信の欠如
自分に対して自信が持てない場合、パートナーが自分といてくれることに対して疑問を持っていたり、少しでもパートナーの理想と異なることをすれば、他に自分よりももっといい人を見つけてしまうのではないかという思いがあります。
好意を示してくれているにも関わらず、それを素直に受け止めることが難しく疑心暗鬼になりやすいのもこのパターンの特徴です。

 

投影
心理学には、投影という用語があります。
投影とは、自分のものだと認知すると不快や苦痛、罪悪感が起こるような自分の中の感情・思考を、自分以外の他者がそれらを持っているとして認知することです。

例えば、下記のようなことが起こります。
・自分の中に相手に対して「嫌い」という感情があってそれを自分の感情だと認めたくない場合、「あの人は私のことを嫌っているから…」という考えを持ちやすいです。
・自分の中に、こういうシチュエーションで声を掛けられた場合、少し楽しそうだと感じれば 問題の無い程度に誘いに乗ってもいいだろうという思考があるとします。すると、「もし○○な状況だったら…、恋人が異性の誘いに応じてしまうんじゃないか、バレなければいいと軽率な判断で行動されるのではないか…」という心配がすぐに出てきたりします。

他人への信頼度の低さ
基本的な、他人への信頼度の低さを持っている人は、恋愛に限らず根本的に人を信じることが難しいのです。
パートナーが何かをしたわけではなくても、信じるから裏切られる、それなら最初から構えておいた方が安全だという姿勢で人と関わります。

 

根拠もないのに疑ってしまいそれに疲れる、パートナーとの不仲を招いてしまっている。
そんな方は、もしかするとお相手に問題があるのではなく、自分の中に課題があるかもしれません。

パートナーに申し訳ないと思いながらも、自分ではこの思考をどうにも変えていけないと悩まれているなら、あなたに必要なタイミングで、カウンセリングを活用なさってください。

あくまでも、ご自身に向き合い 乗り越えていくのは皆さん自身ですが、どのように悩んで、この状況にどう向き合っていくのか。
カウンセラーは、それらを見つけていくためのサポートをさせていただきます。

 

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